業界以外には不要な仕組みかな

というわけでチョコ業界を潤わせる日でしたね。本命のあの人、義理であの人達、そしてどうでもいい連中にチョコをあげたりしてたようですね。
うちの職場にも保険屋のオバちゃん達（まさにオバちゃんと呼ばざるをえない人達だよ）が何社かやってきて俺の机にチョコを置いていった。でも、保険には入らんぞ。
さて、ネットで見つけた記事で

１４日のバレンタインデーを前に、「チョコレートをプレゼントする習慣なんかなくなればいい」というＯＬは７０％、サラリーマンも５０％に及んでいることが、インターネットで情報提供を手掛けるアイブリッジ（大阪市）が実施したアンケートで分かった。 バレンタインデーが近づいた心境は「どちらかというと嫌」「とても嫌」の合計が女性５８％、男性５０％。理由は女性が「お金が掛かる」「準備が面倒」、男性が「お返しが面倒」「人と比較される」などとなっている。それでも女性は本命チョコには５１％が「値段を高くする」、２８％が「プレゼントを付ける」などとして、義理チョコと差をつけていた。同社のモニター会員のうち、企業に勤務する２０−３０代の独身男女各３００人がネット上で回答した。

というのがあった。「ネット上で回答したモニター会員になってる独身男女３００人」という時点で割り切った雰囲気も感じられるのでバランスのとれた調査とは言えなそうだが、気分的にはよく判る気がする。
男女問わず、こういう世間の祭みたいなのに乗っかる人達はそれでいいと思うし、そういう人達のことは嫌いじゃない。ていうか、曲がりなりにも宴会部長を標榜する俺はそっちよりの人間じゃないとおかしい。
で、ノリのいい人や本命に渡したいって人は置いといて、義理で「職場に配ろうかな、どうしようかな」って人の場合は止めてしまえばいいと思うわけだよ。しなくてよい無理はしない方がいいし、無理に配られても胸くそ悪い（笑）むしろ俺に向かって無理に渡す行為が腹立たしい！喜び勇んで渡せよ！（嘘です。いりませんwww）
うちの上司はそういうのが好きな人で、わが職場の女性社員（あまり喋らない）がチョコを配るっていうか、配ってほしいっていうか、配るに違いないとか言っているので（前日の夜中）、
「配らないですよ♪　むしろ、配ったら軽くヤバイですよ！」
と、何が「軽くヤバイ」のか俺も判らないが完全否定したりもした。
そして、今日。彼女は配らなかった。チョコ業者に対して敢然と立ち向かう彼女に心の中でエールを送ってあげた。良くやった。ナイスファイト。チョコは配らなくていいから「居眠りせずに働け」という言葉を彼女に贈りたい（心の中で）。
その後、上司に
「貰えなくて残念でしたね♪」
なんて笑顔で声をかけると、上司は寂しげに笑顔を浮かべてこう言った。
「じゃあ、ホワイトデーはあげようぜ！」
あんたは嫌がらせしたいんか。