【元】宴会☆部長のらくがき

ただの落書きです!気にしないで。

規制緩和とリスク

公的機関が検査してれば設計段階でのチェックはできたかもしれないとか、個人で対応できるレベルを超えたから公的資金で補償だ、なんて話が聞こえてくると違和感を感じるなぁ。
例えば、車の場合はリコール制度があり、やりすぎな程の車検制度がある。マンションについては内部構造までチェックすることもないし、役所には建設前に申請する程度で、あとは各業者への信頼で成り立っているよね。
もしも業者を信頼するリスクが取れないのであれば、設計段階はもちろん基礎〜構造部分の後からチェックできない部分も第三者の専門家に監査してもらう必要がある。これはちょっと考えれば解る。
そこまで厳しく費用もかけてチェックしないなら、建設業者を信頼できるかどうか、もしくはダメな建物になったときに業者が賠償能力があるかどうか、そういう部分を見極めて購入するべきだと思うけど。
そんな見極めはできねー、って国民がいうなら、公的な検査制度強化や被害者救済制度が必要だけど、それって規制強化で大きな政府への政策じゃないのかねぇ。散々小さな政府を推奨してる方々が矛盾に気付かないのが滑稽だ。