根本的に対策が間違ってる気がする

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20050330/mng_____sei_____002.shtml

　政府は二十九日、地球温暖化対策推進本部（本部長・小泉純一郎首相）を開き、京都議定書の発効を受けて検討してきた「京都議定書目標達成計画」案を決定した。「京都議定書の６％削減約束を確実に達成する」として、国、地方自治体、企業、国民それぞれに意識改革と行動を求めている。計画案は一般から意見募集を行った後、五月ごろに閣議決定する見通し。
　焦点の石油など化石燃料に課税する環境税の導入は「真摯（しんし）に総合的な検討を進めていくべき課題」との表現で決着。政府計画の中に「環境税」が明記されたのは初めてだが、導入の是非や時期の結論には至らず、今後さらに議論が活発化しそうだ。
　京都議定書の日本の目標は、二酸化炭素（ＣＯ２）など温室効果ガスの排出量を二〇〇八−一二年の平均で、基準年の一九九〇年比で６％削減すること。計画案では、基準年以降大幅増となっている温室効果ガスを基準年比０・５％減まで大幅削減するほか、京都議定書で活用が認められている「森林吸収源」で３・９％減、「京都メカニズム」で約１・６％減とすることで達成するとした。
　また、企業に排出上限を設定した上で、余剰枠をやりとりする国内排出量取引制度も検討課題とした。
　計画は毎年、進ちょく状況を点検し、〇七年度に総合評価を行う。

６％削減を達成！って言うのは簡単だけど実際は難しい。日本は石油ショック以来、かなり省エネに取り組んできたから、他国に比べて削減マージンが少ないと聞いてる。他方、アメリカは条約を批准せず垂れ流し、中国は言わずもがなの垂れ流しっぷり。日本がなんでこれほど困難な目標を達成しなけりゃならんのか。
さらに、「環境税」とって「排出権取引」って！日本国民の税金がロシアとかに流れていくだけじゃねえか。海外に流出するのはパチンコとハゲ鷹ファンドだけでも十分すぎるのに！
ぶっちゃけガソリンで動く自動車（特殊車両を除く）を２０１０年度までに全廃して全面的にガスor水素or電気自動車へシフトしてしまってはどうか？日本の自動車メーカーの技術力が強制的に上昇して外国の企業にアドバンテージを持つことができるし。無茶は承知だが環境税を取られた上に他国へ貢ぐ位なら技術確立へ金を使いたいものだ。