罰金刑の意義が問われる

昨年度の罰金未納１７０億円に、高額化や不況も一因（YAHOOニュース-読売新聞）
当局は、「督促に応じない場合は労役場に留置される。逃げ得は許されない」と警告しているんですか。ていうか、件数の８割は交通違反ですか。まったく行政はおめでてーな。はっきりいって反則金なんて警察の小遣い稼ぎじゃねーか！とも思ってしまうわけであります。外国では収入に応じて罰金に差がある国もあるといいます。貧乏人がスピード違反で５万円払うのと、金持ちが酒酔い運転で５０万円払うのと、どちらがダメージがでかいのか。ちょっと考えれば解る話だと思うんだけどなぁ。
ちなみに労役場っつーのもガンガン働かせる場所じゃなくて、罰金を払う代わりに身柄を拘束（自由を代償に）する場所なんで、罰金が入ってくるわけじゃないので、積極的にぶち込むことはないので安心（！？）して下さい。そもそも交通違反の場合の反則金は払わなくてもいいのです。払わないと裁判になっちゃうけどね。でも、２万５千件の違反金未納を全て裁判に回すと裁判所がパンク。パンクしなくても毎年数万人の国民が前科一犯になるという犯罪人国家の出来上がり〜。
結局、罰金未納が問題じゃなくて、交通取締りや反則金制度が問題だと思いますが。